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![]() 8月7日日曜、 ようやく岡本藤田のイメージしていた 夏の台風が近づいてきた。 オカモトの夏の釣りは台風に始まります。 台風が来ることによって海が荒れてきます。 海が荒れてくる、ということは沿岸海域の生命体が 活気づきます。 まぁ簡単に言うと餌がいろいろ飛び交う訳です。 海水も濁ってきます。離れた沖の物陰にいた魚が 接岸し始める・・そういうイメージの釣りが頭の中で始まってゆくのです。 とかなんとかいったって 本当にそうなのかどうかはわかんないわけで、 釣り人という人種が勝手にそう覚書を流布したに過ぎないのかもしれない。 ただ、僕は誰かに釣りを教わったのではないんで いつのまにかそんなふうに独学をしている。 そのことを信じている。 ものごとは信じるということがないと 面白さには発展してゆかない。 魚釣りはそのことだけでも教えてくれた 僕の貴重極まりないてすさびであります。 ![]() ![]() 猛暑は信じるも信じないもない。 容赦ない。 その絡みつく蒸し暑さの中で 僕は自身の経験知と天気予報というものを 取り扱う。 やっと発生した台風7号のうねりが 南房総に到達し始めるのはいつなのか予想をしていました。 そして釣行敢行は7日と決めました。 7号で7日。これが一日ずれても駄目。8日では危険です。前日では海が騒がない。 そういうことを考えるのもイメージの釣り。 この7日に至るまでなんと一ヶ月ぐらい考えていたのです。 つまりはタックル(道具)の準備は7月頭には完成していました。 餌の手配も済ませてありました。 あとは状況さえ揃えばと一ヶ月以上待っている訳です。 その中の具体的ファクターとして重要なのは風。 オカモト藤田にとっては南西風か北東風が重要なのです。 このふたつ、どちらかの風がある程度吹かないと出かけない。 それは「そう信じてしまったから」そうしているのです。 ちなみにこの夏はやたらと南東風が吹いている。 南東風では駄目なんです。 もちろん南西風と北東風では釣り場も変わる。 それもそうだが、オカモトはこころのなかで どっちの釣り場で40cmオーバーのクロダイをかけたいのか ということがすでにイメージとしてある。 信じてやっている以上譲れないものもあるのです。 まぁなにも誰からも頼まれてやっていることではないのですけど、 こればかりは譲れないし、一ヵ月半も前から準備をしている道具立ても 南西風か北東風で違うのです。場所によって竿も変えている。 ちなみに7月から南西風シフトで準備をしていましたが 7号の進行状況により7日は北東風対応に変更です。 それもイメージの釣り、というわけ。 イメージは頑固です。 でもあっさり南西から北東と数日で予定は変更されてしまう。 他愛のないものごと、他愛のない人生でもあるので そこもとても大切なんですね。 そういうの、臨機応変ていうのでしょう。 釣りは臨機応変の学習でもあります。 ![]() ![]() 結論から言うと、 7日の朝7時前に魚は釣れたわけです。 釣り場には北東風が吹き海にはうねりが来はじめていました。 痩せていて1.2キロとすこし。 きれいな魚体ですが、確かに海の中は食べ物が少なかったのがわかる。 とか何とかいっているのも釣り人の勝手な思い込みにすぎないのかも。 そんなことはぜーんぜん関係ないのかも。 それでも中古新品の立ちウキをゆっくりと沈めていった44cmは かなり夏の魚としてよく引くやつで、強引なやりとりもあってか ハリ上の糸はざらざらにこすれて間一髪。 今まさに加熱せんと降り注ぎ始めた朝日はその魚体を凛と磨き上げたました。 なんてきれいなんでしょう。 一年がかりの北東風がもたらすであろうイメージは ここに完遂いたしました。 さぁもう一匹! こませはまだたっぷり残っています! ![]() ![]() でも、そこはそれ容赦なく二枚目はこないまま潮は引いて オカモト藤田はさっさと道具を真水で洗って車に納めるのです。 というのも、まだ寒い季節に河鹿がえるの宿にてヤフオク落札した 一円和竿のデビュー戦も待ち受けておりました。 なんと真夏、盛夏でのデビューとなり そう長い対戦時間はないわけです。 この日はなんともよく晴れたのでした。 イメージはすごくふくらんで、1円竿はデビューしましたが 田舎の山間の名もない川辺でかかってきたのは鯉っ子10cm。 それに、これはなんだかんだ言ってインチキなべにゃべにゃ竿、 いろいろいじっているうち、竿の2番すげこみ口がひび割れたりしちゃって、 その場でアロンの補修です。やれやれ。 館山まで来て炎天下に竿の修理ですか。 まぁそれも信じるおきてがあって楽しくなる。 まぁ何かは釣れたとばかり、いつものカーボンロッドに持ち替えたところ 7寸の金ブナがこの掌にころりと納まりました。 あんまり暑いので12時過ぎにはすべてが納竿です。 イメージも北東風も納竿。 ![]() ![]() その後日、南房総にはやっぱり南西風は吹かず 釣り物を変えて堤防で遊んでいました。 すると、かかった小サバにアオリイカが乗っかってきて・・ 足元で墨を吐いたらハイさよーなら。結構いい型。 家に帰るなり、戸棚の奥を覗くオカモト藤田。 なんと20年ほど前に封印したイカのタックルボックスを見つけ出します。 ただ、 このボックスのその蓋を開いてしまうと、また新しいイメージの飛躍は始まる訳でして、 そうするとまたも仕事は手につかなくなる次第。 「うーーーん」 しかしもう同じことはしないぞ。 何度も何度もばらした水面のアオリイカ、 今回はその後の釣り学習によって臨機応変に対処しうる経験知。 それを生かせば・・・ あーーいかん。あの小サバにあんなイカがかからなきゃよかった。 18年前の夏に一旦封印のボックスを 開けるか否かはこの理性にかかっている。 開けたら最後かも。 この盛夏に臨機応変学習もちょっとぐったりかな。 今度の台風は見送りです。 ![]() ![]() ![]() ▲
by fujita929
| 2016-08-27 12:09
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