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寒桜家族がインフルエンザになって9度7分。 3月をなんとか寄り切りたく土俵際のせめぎあいが続いている。 寒いとパソコンのミスタッチも多いですね。一人で嫌になっちゃいます。 本当に寒い。 鍋ばかりする。西友から帰る足取りはみな、真冬のそれだな。 そんなこと思いつつこんにゃく鍋のことしか頭に無い。 家族の看病で睡眠が少ないのです。でも、いつもの歴史がおおかたそうであるように 病人の熱は看護してあげる側の疲労に比例して下がってゆく・・はず。 枕元に、横光利一の「春は馬車に乗って」がありますが、もうぼろぼろ。 文庫本はぼろぼろで価値が出てくる気がしています。 春になると、どうしてかこれを読む。これと これまたなぜだか、坂口安吾の「水鳥亭由来」も読みます。そっちもぼろぼろだ。 そうやって、今までなんとか春を寄り切ってきました。 以前にも書いたように、北の富士みたいにきれいにはいかなかったけど。 ところが、今年は寒すぎ! 寒すぎインザウェイ シームーヴ・・。くだらねー。寒いギャグだが ジョージが他界して何年が過ぎたのかな。 そうだ、こういう時は「イフ アイ 二ーディッツ サムワン」聴こうって ビートルズの来日盤をターン・テーブルに置いた。僕の体には今確実にインフルエンザの 手強い菌どもが入り込んで、虎視眈々とその活躍の機会を伺っているのでしょう。 それには、やっぱりジョージだよジョージ。CDじゃダメなんだよ土俵際。 でもって、あの判を押したような毎日おんなじ武道館ライブは、とにかくとにかく 「イフ アイ 二ーディッツ サムワン」がいい。このレコードもぼろぼろ。 そういえば、この来日2日目のライブも聴けるブートレッグ、ビクターのKAさんから ずううっと借りっぱなしだ。お礼しなくちゃ。 「春は馬車に乗って」勇気をもらいに出かけ、「水鳥亭」でゆっくり風呂につかる。 風呂上りにジョージのやる気のない声を聴き、こんにゃく鍋で一杯の焼酎。 白鵬優勝?北の富士を出せ。 あとちょっと。あとちょっとです。相手の踵は上がっているぞ。 病人の熱は下がった。桜も咲いた。 あとちょっとだ。がんばれチヨジ!がんばれチヨジ! 寝床に入ったら、馬車も水鳥も読み終わっちゃって、「もっきり屋の少女」の夢。 やっぱり風邪か?なんだか熱っぽい。幼少期の夢にうなされるオヤジの実際。 早くあったかくなってほしいものです。 エクスフレア www.exflare.com こちらのブログもご覧ください。西荻路地裏通信 ![]() ![]() ![]() ▲
by fujita929
| 2009-03-29 19:54
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西荻の駅前にある西友によく食材を買いに行きます。すると驚くんだな、たまに。 ここでよく音楽屋サンのマスダさんにもよくお会いするんだけど、 そんなことより、音楽屋サンではなくて、西友の選曲が時々西荻的でヘンなんです。 だってさ、いつだったかな、鮮魚コーナーでうろうろしてると 「あっ、これ今のシチュエーション的にヴァン・ヘイレンじゃないよな」って カマスの干物を手にした私は思う。それも「ジャンプ!」だしさ。「ジャンプ!」は スズキとかトビウオとかを物色している時じゃなきゃなー。 それで、名曲だからついつい聴き入っちゃう。ホントよく出来た楽曲だ。 干物片手にライトハンド奏法でエドワードな気分・・。変だよ。 でも、たとえばイトーヨーカドーだってヴァン・ヘイレンは時々あると思います。うん、名曲だし。 クイーンとかも。 ・ ・ でも、西友のある日はこれが、カーディガンズ、だったりするんです。 トーレ・ヨハンセンのスウェーデンの。 それも、有線とかじゃない。何度も何度もその曲をかけるから気になる。 豚コマとかどれが割安かいなって時に、「ライズ&シャイン」。 そういえば、このあいだのつじあやのさんのライブ、 一曲目がライズ&シャインのカヴァーだった。 懐かしい!って正直に思いましたよ。確かもう16年は前だよなぁ。僕は個人的に アルバム「LIFE」のTomorrowという曲が好きです。アレサ・フランクリンみたいな シュープリームスっぽい、ピッチカート・ファイブのりな曲ですが、今は豚肉が問題です。 合ってないんだよなぁ、その状況と。つくづく合ってない。 僕は音楽にすごく気を取られている。 つまり、スーパーマーケットとかは、たとえばリチャード・クレイダーマンがいいんだろう。 ポール・モーリアオーケストラじゃいかんせん古いんだけど、 基本はそっちじゃねーか、と思う。 あと、懐かしい映画音楽とか。ヘンリー・マンシー二でしょ。 「いそしぎ」とか「パリのめぐり会い」とかがいいんだ。「太陽がいっぱい」だ! それなのに、 先日また西友に行ったら、カーディガンズなんか普通だって分った。 今度はなんとなんと、パット・メセニーなんですな、ジャズギタリストの。 ほら、あの音色。シャラリラリラリ~ンってかんじのあの80年代の。 パット・メセニーは、あのギターのトレードマーク音がたまらなくリリカルで懐かしく、 とても納豆をまとめ買いする時のBGではないだろう。合ってねー。 納豆にシャラリラリ~ンはない。納豆はねばってナンボだジェイムス・ブラウンだ!! パット・メセニーで思い出すのはジャコ・パストリアスと共演していたジョニ・ミッチェルの ライブ。そのときジョニ・ミッチェルが彼のことを 「パット・メセイニ」と紹介したのが印象的でした。ちなみに彼女自身はステージで 自分のことを「ミーザァ ミッチ!」というのがカッコいいな、と思って、 でも有機納豆をまとめ買いするにはちょっと高いからおかめ納豆にするかって葛藤している時 かかっているBGは果たしてパット・メセニーでいいのか・・? うーーーん。 でもね、もともとそういう土地かもしれないんです。西荻って。 帰りはちょうど銀だこの前で 偶然ながらジョニ・ミッチェルの名曲「ブルー」がかかったりするし。 西友というシチュエーションだから浮き足立つのであって、西友を出て、 南口のガード下ショッピングエリア・マイロードなんてさ、 ドアーズの「LAウーマン」やジョー・コッカーの「ウィズア リトル ヘルプ フロム マイフレンド」 ヴァニラ・ファッジの「キープ ミー ハンギン オン」、かと思うと プリンスの「リトル レッド コルベット」なーんてのがなんの脈絡もなく突然かかりますから 鍛えられます。しみじみ古いよな。荻窪吉祥寺にはないからね。どこにもないかこんなの。 そうそう、カーディガンズは「シック&タイアド」もすごく好きです。 あれ、今も大好き。 問題は西友です。でもそれはあくまで唐突に、西荻的に突っ走っているモノゴトでして、 決してシック&タイアドなわけではありません。 そこんとこ誤解のないようよろしくお願いいたします。 いつか突如意表を突かれて、ケミカル・ブラザーズとか流がされていたらどうしようーー! 納豆もパット召しませ春風に悩みどころは有機あらずや 西荻西友、結構楽しませてくれます!! エクスフレア www.exflare.com こちらのブログもご覧ください。西荻路地裏通信 ![]() ![]() ![]() ▲
by fujita929
| 2009-03-22 17:56
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もうひとつ玉手箱発見!至急処理班出動!! 朝日新聞の月曜歌壇で、ホームレス歌人公田耕一さんの歌が、ちょっとだけ楽しみです。 新聞社の紙面上での呼びかけで、ようやくご本人から返信のはがきが届きました。それでも 公田さんは自らの詳しい居場所を明かしてはいません。 「胸を病み医療保護受けドヤ街の柩のやうな一室に居る」 ここには郷隼人さんというアメリカにて収監されている方の歌も時々載る。 「鶯も頬白も居ぬこの地には囀らぬ蜂鳥が春を呼ぶ」 現在を生きる民衆歌人の哀歌が、このところ週の始まり。 公田さんたちの抑制された、それでいて「奥行き」のある感性に胸打たれています。 そうしたら、その公田さんの歌の、そのとなり歌に知った名前がついてた。 (東京都)とある。「もしかして・・たぶんそうだな」 そこで、年賀状をひもといてメアドを捜しだし、短くメール。 そうしたらその夜、彼女から返信がありました。 「わーーっ、ふじ坊だぁ!そうだよ、あれ私だよ。ひさしぶりーー!!」 年賀状届いていても今もなほ思いいずる春同期のあの顔。って感じです愚作ですいません。 そう。カイシャに行ってたときのCAMOちゃんでした。私のことを「ふじ坊」と現状呼んでくれるのは たぶんこの世界広しといえど彼女だけです。ありがたいことです。15年ぶりか? こういうこともあるんだなって思いました。公田さんや郷さんの歌がきっかけです。 なんでそうかな、と思ったかといえば カイシャに行ってた頃、その午前中に近くの席でCAMOちゃんは、 いつも熱心に朝日新聞をじーーーっと 読んでいたからです。その姿が脳裡に焼きついているわけ。 ・ ・ もう名字も変わられてだいぶたって、それでも記憶というのは我が物顔にそういった残像を ありありと再生します。この海馬って、フシギですね。 それがある日こんなふうに時空を超えて 「おうーーまだ生きているよーー」ってメッセージだけは交し合うこともあるのです。記憶は 自分勝手な都合のいいものでもあり、きっと玉手箱はこれからも開けちゃって、 馬鹿だなオレって、沢山の幻滅も待っているんでしょう。 でもたまーに「覚えてて、よかった」って思える残像も、こんなふうに、あるにはある。 だからまた、サラっっとメール。・・それぐらいがいいのでしょうね。 ありありと再生してるつもりでも実のところ、その辺も都合よくいつのまにか自分で「改訂」 してるかも。ただCAMOちゃんの中身は変わってないだろうな。そう思いたい。 二人とも職場において主流感がなかった同士・・。 そんなことがうれしく思い出されます。元気そうで本当によかった。 ・ ・ そうそう。このごろはスチールカメラで鮮明なムービー画像が撮れたりします。 5DMarkⅡなんて18分ぐらいいけちゃうんでしょ?見たけどすごいな。ムービー・レンズより 明らかに奥行き深いボケ足があって動画。 つまり、被写界深度を浅く出来て 且つ、すごくラティテュードを感じさせる奥行きが動画で実現している。 「うーーーん。これはスチールカメラって呼ぶモンかいな?」 RED1も、あんなに小さいくせして35顔負けの4Kムービー。 レンズもいっぱい使える。光量も要らない。 カラーグレーディングに時間と手間はかかっちゃうのが玉にキズだけど、それだって近い将来 なんとかなるのでしょう。 僕の海馬映像はそういったものと関わって、 これから実際にどういった記憶を残してゆくのでしょうか。 楽しみでもあり、ちょっぴり怖くもあり・・。 「ぎょえーーっ!!CAMOちゃんか?堂々とオバはんになったなぁ!!誰かと思ったぞ」 「げーーーっ!!ふじ坊?うそーーっ!?どこのホームレスのおっさんかと思った・・」 現状きっとそうです(CAMOちゃんごめん!!)会ったらそう叫び合うにちがいない。 そうだね。公田さんの歌がきっかけだからね。ハートフルにいこう。 でもいいんだ。いつだってイマジネーションは宇宙を駆けめぐるのさ!海馬を超えて。 エクスフレア www.exflare.com こちらのブログもご覧ください。西荻路地裏通信 ![]() ![]() ![]() ▲
by fujita929
| 2009-03-15 17:17
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頭の中にあるイメージというのは勝手なものです。 この頃ユーチューブを、疲れの紛らわしに時々開くのですが、 まぁだいたい、古いブルースミュージシャンとかロックのライブが多いのです。 でもって、「どうしょうかな・・」と、ちょっぴり迷いながらも ジョニー・ウインターをライブ検索しました。すると、そのトップが 1976年のCaptured Live Tour でのパフォーマンスでした。 「あっ!あのコスチュームだ!」 僕は普段あまりライブビデオを買いあさったりする方ではありません。 だから、こういうものが画質はともあれ見られるといのは、すごい驚きです。 「ボロニー・モロニーはこういう風に弾いていたのか!!」 ギター少年だった頃の血が騒ぐ一瞬があります。 それにしても、つくづく上手い。 ディストーションに独特のツヤがあって、どこまでも続くパワーに抜群のロックセンスが光る。 且つ歌がいい。この人はブルースを知っている。 溌剌と、はじけるように弾き、かつ歌いぬいている。 いったいこのお方の脳はどうなっているのか、と人間の構造的神秘に捉われる。 「しかし、・・32年も前か」 そう思ったあと、じゃあ最近はどうなんだって誰しも思いますよね。 それで2008年のライブを見た。 すると、そこには椅子に座ったままブルーズを奏でる一人の老人がいました。 ・ ・ ジョニーはもう、かつてツアーでかき鳴らしたギブソン・ファイヤーバードが重くて持てない。 アルビノである彼はもうほとんど目も見えないのではないだろうか。声にも張りはなく、 弾き終わってステージを後にするジョニーは、やや腰も曲がっていて、 65歳というにはあまりにも老人にすぎる「別の人」になっていました。ジェイムス・テーラーが すっかりはげちゃった、なんてもんじゃない。僕は一瞬、自分の目を疑った・・・ ・ でもそんなことは、僕の勝手きわまる受け取り方なんだろうと思います。僕はいつの間にか 自分で一方的に「ジョニー・ウインターはこうだ!」とイメージを作り上げていました。そして それを何十年も信じながら、それこそ何の変化も想像せずに今日まで来てしまったのです。 ジョニーにはきっと、迷惑千万な話でしょう。 かのマディ・ウォータースをして「オレの息子」と言わしめた彼は、とうとう白人にして 本物のブルーズの巨人となってしまった。 それも65歳で。ジャニスじゃないけど、 「生きながらブルースに葬られて」しまったということなのです。 90年に一度、来日の話があったけど、いきなりポシャってそれっきり。 未だジョニー・ウインターは日本には来ていません。 僕は仕事でロスへ行ったとき、彼がライブハウスにクレジットされているのを 見つけて「絶対行くぞ」と決めていたのに、ロケ予備につぶされた。 あの時が今でも本当に悔やまれます。 そうしてしばらくは音沙汰もなく時は過ぎて、僕はある日パソコンで 彼がいきなり時空を超え、「巨人」になったことを知りました。 きっと玉手箱は、開けなけりゃいいのです。しかし開けちゃった。 ・・すると、その夜、高校生の時好きだった子の夢なんか見たりする。 夢の中でそっと僕の横に座った彼女は、あの頃のままの制服姿だった。 でも今はきっと、迫力満点のスゲーおばさんであろうな。ブルースのおばさん・・。くーー。 ユーチューブも良し悪しなんでしょうね。パソコンは恐ろしい。また寝込みそうだ。 エクスフレア www.exflare.com こちらのブログもご覧ください。西荻路地裏通信 ![]() ![]() ![]() ▲
by fujita929
| 2009-03-09 16:10
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さよなら三月またきて四月 箪笥長持ちどの子がほしい あの子じゃ要らない あの子じゃだめだ 相談しましょ そうしましょ。 去年から今年にかけて何人かとさよならをした。 こんにちはもしたけどさよならもしました。そうしていつものように三月になって。 音楽は激しいやつを随分聴き続けてようやくへとへとになって。 そういうふうに、三月は疲れの果てに迎える次第です。 くるりの岸田繁サンが歌っている「橋の下」をユーチューブで聴いていたら 遠い昔のことを思い出して寝込みました。 ありゃあつくづく名曲だな。 どんとは天国にいて、どんなキモチでこの地上を眺めているのでしょう? ・ ・ それで、ヒマで時間もあるから趣味的紙芝居も堂々完成しまして、 いよいよこの度この月末「冒険・児童館デビュー」となる予定です。 なんで紙芝居なのかというと、これは子供向け演劇ユニットへの書き下ろし 童話パロディなのです。もちろん演出もやる。なんと楽曲提供もする。ナレーションも 録音する。 ひょっとしたら、実際演奏もするかもしれない。いや、たぶんやるな。 マネージャーはもうその気になっている。すなわち、マネージャーは早い話が 一緒に音楽をやりたいのでありました。今のところギャラは出ない。 「いや!いずれ発生させます!」 マネージャーDTの、その目は真剣です。彼はいい人です。 こんにちはをして、付き合いは始まるのですが、僕はもうその時から さよならのことがアタマをよぎる。 それは積み重ねた年齢のせいです。オヤジの護身。よくない。 だから、 ここのところ、こんな時代ってこともあって、「ヨッコラショ」と腰を上げたんです。 ・ ・ 紙芝居。 そのイメージが、かのローザ・ルクセンブルグ、どんとの手により書かれた「橋の下」 だったので、ユーチューブ見て、あらためて泣きました。 今はもう橋の下ってもん自体がないんでしょうね。 つまり、ちばてつやの明日のジョーの丹下ジムがあったような、固定資産税フリーな 昭和の「橋の下」。 そう。橋の下で、子供を集めて紙芝居。土門拳というより、僕にはちばてつやです。 実際にもう紙芝居なんて街頭でも見たことないもんね。 だから、イメージは広がって、もう小規模だけど自転車キンクリートならぬ自転車荷台演劇 として人形劇団プーク劇場に対抗しようかって勢いで取り組んでる。 僕が言いだしっぺだから、役者は大変です。ようやく稽古が始まった。 ところがDTは早々発表の場を取ってきてしまった。 「デビューは目白児童館、次は下北沢OOセンター・・」 こりゃあホントに大変だとばかり、ターボで絵を仕上げ、曲も書いて練習だ。 「DT、これはつまりはフィル・コリンズのイージーラヴァーです。モトネタは」 「GOT IT」 「これはジミヘンのファイア、ね。間奏は、ドアーズのハロー・アイラブユー」 「GOT IT」 「すし屋でショーガは?」 「ガリ!」 「こんなとこ 来たことないけど なぜか来たのが 橋の下 まっくらで だけどよく見りゃ おやじ一人でなにしてる ちょっと座って 聞いてていいかい 静かにひびく川の音」 三月は本当に疲れる月です。もう寝込んだもんなぁ。だから三月を一日も早く寄り切る。 北の富士のようにきれいに寄り切る。 そうして、さよなら三月、またきて四月・・ エクスフレア www.exflare.com こちらのブログもご覧ください。西荻路地裏通信 ![]() ![]() ![]() ▲
by fujita929
| 2009-03-02 11:11
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