by fujita929
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断捨離パート②に入る。 まぁ、 世の中がヒマみたい だし、自然自然と そうなりました。 まず、毒野藤田としては、なにはともあれ 作品集を短くしました。 これ自体ごとさっぱりと捨てちゃう、というのは ちょっと問題もあるので、まぁ断捨れる範囲で、ということです。 もし見たい人がおられましたら、まぁじかにご連絡ください。 DVD送ります。レタボすけどね。 家族の本や古い衣類、 過去の記念品、もうたぶん使わないガラクタの数々... なんてものを初回断捨離では始末しました。 もともと断捨るのは精神的な行為、 なにかココロに余裕をつくり、なにごとか新しいものを 受け入れてゆくそのココロの空間作り、と勝手に解釈して いますので 「あー、もう少し余裕については じっくり考えないといかんないかんな」 と感じてはいたのです。 それともちろん、時間を経て今に至る物質の意味、 みたいなものを自分なりに考えてみたくなりました。 なんでもかんでも捨てちゃって、 みんな新しくすればいいってものでもないでしょうし。 ただ、つくづく 始末する、という行為は それなりに 疲れるなぁ考えちゃうなぁと しみじみします。 もう、このボロパソコンとそれを巡るこの暮らし自体 断捨らねばなならいかもです... グルニエに 溜め込んだものを処分していると 古いギターが ほこりまみれで出てきて、 ありゃま これも何かのきっかけ、とばかり すこしきれいに掃除をしました。 それからグルニエに空間が増えて ではこのおんぼろギターを戻すのか、という段になり、ふと 「弦ぐらい張ってあげよう」 と思ったのです。 弦を張って少し弾いてみると非常に弾きやすい。 はっきり言って、今自分の部屋にあるものより手になじむ。 それで考える。 あーー。これは相当にかつて長くいじったからだなぁ。 そういうことです。 アマチュアごっこなりに 身体の一部的に馴染んじゃっているんですね。 たぶん、お互いがお互い馴染んでるのかも。 国産安物ストラトですけど、パールホワイトはいいかんじで 飴色に年を取った。 その時、妙にココロがほっとするのを感じました。 それでアンプにつないでみたら ピックアップ(マイク)が時々断線するし、なによりトーンコントロールが 完全に効かなくなってた。 そりゃそうだ、15年はほったらかしてたんだから。 「直してくれってことか..」 なんだか15年はしみじみする時間の経過でした。 他のギターを弾いてきて、それはまぁ納得していたんですが、 昔のそれを手にしてほっとするのは、どこか複雑な気持ちでもあります。 使わないアタッチメントがごろごろ。外は良い天気。 西荻にいる毒野藤田は完全に主夫なんで、洗濯をすませたら 西友やグルメシティに買い物に行きます。今、野菜高いですね。 フジガーデンというスーパーはモノが新鮮で安くて お店の感じがダセーところが大好きで、散歩がてら出かけます。 かつおのサクとかが他よりちっとだけ安いのですね、魚耕さん。 その近所にギターズマーケットという 有名な中古&リペアショップがあって、 まぁそこで弦を買ったりするんです。 アニーボールスーパースリンキーが毒野定番です。 たぶん近い将来、そこのテラダさんに、このオンボロを 修理してもらう自分を想像している。 そとはいい天気。 お金はかかるけど、そうした方がいいな、となんか神妙になる。 15年。長いなー。上の娘、まだみっつだったもんなー... お店にはマイク・ブルームフィールドとか流れている... 下北沢劇小劇場に ふくふくや第13回公演 「六男坊の嫁」 を観に行きました。 ふくふくやさんは なんか昔懐かしいテレビドラマのような そんな舞台を、居間ワンシーンというシチュエーションで熱く演じます。 現在のテレビドラマには存在していない、 ある種の荒唐無稽さがあって、それがなぜか下北沢の小劇場に 息づいているというのもひどく不思議です。 100席もない劇場は毎回満席。その二時間はほんのひととき 今という時代を忘れていることができます。 今回の舞台は昭和30年代の零落やくざ一家のお話。 やくざのしがらみと、時代に合わせて生きなければならなくなった 任侠の悲哀を寂しく切なく、 また、どっと笑える仕立てで演じられておりました。 劇場の外へ出れば、そこは平成24年の変わり行く下北沢。 時代っていうのは自分にとってなんなのかなーと思います。 とりあえず 頻繁にお伝えできる情報はなーんにも持っていないこの身柄で15年 夜になると、風は肌にひんやりしてました。 ギャラリーは 創作浴衣の 展示も終わって なんどか雷もけたたましく 竜巻なども・・ 断捨離は予め対象を喪失させてゆくわけですね。 実は毒野藤田去年からこの半年春まで、この 対象喪失ということについて、自分なりにガクセーして勉強しましたが、 それはまさにこの断捨離とリンクするものである気がしています。 つまりは、今あるものは、いずれなくなる ということをどうやって受け止めるのか それで、その悲しみをどう悲しめばいいのか というお勉強です。 古いギターはとても手に馴染んで、 なんだかいい思い出だけ持って帰ってきました。 でも電気を通してみると もう昔のようではないのです。 エレキギターとしてはもはや完全NG。失われたものは大きい。 得るものと、失われるのもの。そのコントラストをきちんと 自分で理解して見極めたいと思いました。 15年、お互いにお爺さんになった、ということですね。 でまぁまたアマチュアバンドやろうかな、と考えたわけです。 そうすれば、このオンボロに弦を張った意味も、 過ぎていった15年の意味も、もう少し深く理解できるかもしれない。 そして、なんで今手にしたおんぼろが なんだかじーんとするぐらい、僕の身体に馴染むのか そのわけが分かるかもしれない。 もちろん今度のバンドのメンバーは 全く新しい、毒野より若い世代です。 マイク・ブルームフィールドなんて絶対知らないのです。 さて、断捨離は続きますがとりあえず毒野藤田 これからジョアンヌ・ショー・テイラーのコピーをします。 寝坊して家人に尋ねる金環蝕なんかちょっと暗くなったなと長年の妻西荻路地裏通信
by fujita929
| 2012-05-21 13:16
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